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記法ルール

  • 「対象」に「たいしょう」とルビを付与する場合、|対象《たいしょう》のように記載する。
  • 「強調」に傍点を付けたい場合、《《強調》》のように記載する

1人称視点の中で文書や機械文章などの客観的事項を描写する場合、引用形式(> 引用部分) で記載する。引用部分は行を分ける。

会話は「」、強い心情は()で表現する。どちらも地の文とは分けて独立行とする。

  • セリフ・引用でない段落の始めは全角空白を入れる。

  • 段落を切り替えるタイミングは以下基準を考慮し、小説として自然になるようにする

    • 注目対象の移動

      部屋の中は静かだった。時計の音だけが規則正しく響いている。
      窓の外では、風が木々を揺らしていた。
    • 時間経過

      彼は黙ってコーヒーを飲んだ。
      やがて、重い口を開いた。
    • 場所の変化

      私は部屋を出て、廊下を歩いた。
      階段を降りると、ロビーは人で溢れていた。
    • 行動と内面描写の切り替わり

      もう限界だった。このままでは倒れてしまう。
      私は椅子に座り込んだ。
    • 情景描写と心情描写の切り替わり

      春の午後、私は公園のベンチに座っていた。周りには家族連れが多く、子供たちの笑い声が響いている。風は穏やかで、桜の花びらが時折舞い落ちてくる。
      こんな平和な時間が、いつまでも続けばいいのに。
  • 「…」や「―」は2つセットで「……」や「――」のように使用する
  • 「!」「?」は全角で使用する
  • 「❤」は使用せず、「♡」に統一する
  • 引用符は“引用部分”のように開始と終了を正しく使用する。
  • 体言止めは絶対に使わない
  • 場面転換や時間経過を示す場合は空白行を挟む
  • 視点変更や大きな時間経過がある場合、空白行に加えて<hr />で区切る